修了生の声

1.管理者養成学校の訓練参加を命じられた時の感想はいかがでしたか?

訓練参加を命じられた時は、ただ社長の思いを聞き入れて、「いくぞ!」という思いはありましたが、学ぶぞ!という思いはありませんでした。正直、前向きではありませんでした。
13日間も携帯電話は取られないですし、外部とは接触できないということで大変困りました。

2. 自分のためになっている訓練は何ですか?

やはりスピーチもそうですし、「時間厳守の意義」と「挨拶の効用」ですね。あのスピーチにおいて何故、重要なのかを自分たちで考え、人間関係が悪くなるというごく当たり前のことを再認識し非常に役に立ちました。
挨拶や時間厳守は社会人として当たり前のことですけども、結構できていないのが現実だと思います。それを目の当たりにした時に、自分の会社で挨拶をキチンとしようと考えました。
「行動力基本動作10ヵ条」も会社の朝礼で行おうと思いましたが、これから参加を予定している社員に対して事前に内容が知られてしまいますので社長の考えとは違い、社長は苦しい思いをして基本動作を暗記するからこそ身につくと主張しています。

3.訓練を通して感動的なエピソードはありますか?

私は血圧が高くて健康診断で止められていましたので「40キロ夜間行進」に参加できませんでした。仲間を送りだす時にも涙が出て来ました。それが一番感動したことです。
仲間を送りだす時に「やり直し」とか、「やるぞ」コールを聞いた時にまた涙が出て来ました。また、「40キロ夜間行進」から戻ってきた時に感動しました。自分でできることは何かないかと思いまして全員の布団を敷いて待っていました。

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4.卒業できた時はいかがでしたか?

嬉しかったです。補講最終日で卒業試験の5分が非常に長く感じましたね。
そのあとの事務室での報告もうまくできずにやり直しになりました。補講では、徐々に人数が少なくなり最後は3人くらいで、仲間が少なかったです。 しかし、修了できた時はやっぱり嬉しかったです。
その後、会社に戻ってから報告会がありましたから、気は休まりませんでした。そのまま自宅に帰ろうと思いましたが、会社に戻るように社長に言われ、戻ると多くの社員がいる前で報告しました。そこで「行動力基本動作10ヵ条」と素読を披露しました。

5.会社に戻ってきて訓練はどのように活かされていますか?

人前に立って緊張しなくなりました。それに加え挨拶の重要性は身につきました。今まで、キチンと詳しく教えてくれた人はいませんでした。
親から挨拶が大事だとは教えられましたが、何故、大事かは教えてくれませんでした。会社も教えてくれないですし。しかし、今では朝礼で挨拶を行っています。挨拶は大事だということは訓練に参加した人間は理解していますから、訓練に参加した人間が挨拶指導員という形で行っています。
やらされている感を持たれると難しい感じはしますね。従って、自ら挨拶をすればおのずと相手も挨拶するようになるというか。お陰様で挨拶の重要性というのは会社内で浸透しています。