修了生の声

723期修了 株式会社クラッチ 齊藤博紀

1. お仕事の内容を教えて下さい

弊社はWEBに特化したコンサルティング業務を行っております。ネット広告やWEBサイトの企画制作などを手掛けております。企業のWEBサイト作成とプロモーションをワンストップで提供しております。

2. 参加することになった経緯を教えて下さい。

弊社代表の中西が管理者養成学校様の見学会に参加して、そこで大変感銘を受けたみたいで。私たちの会社は最初4人で立ち上げた会社ですが、規模が拡大し家業から企業へと成長する中で社員教育の重要性は認識していましたから。こういった社員研修に参加すること自体は必然であったと思います。経営陣自ら参加していくことで社員教育に対する文化を作っていこうというのが経緯でした。

3. 最初参加することを言われたときどう感じましたか

研修内容の詳細は一切聞かされていなかったんですよ。ただ40キロ行進するとかハードな部分だけ聞いていて、だから私は13日間軍隊に入るんだっていう認識でしたね。
よく行く前に嫌だって思う人が多いみたいですが、私の場合は一体どんなものなのかという興味が大きかったです。未知の領域に入っていくみたいな。ただ変に洗脳みたいなことをされるのは嫌だなという思いは強かったと思います。

4. 訓練を目の当たりにした時の最初の感想を教えて下さい

訓練のハードさという点では最初に意識のレベルを軍隊まで上げていたので抵抗感はありませんでしたが、緊張感が凄いなと感じました。みんなとても高い緊張感を持って集中して訓練を行っている、これは飲まれてはいけないなと更に意識レベルを上げました。

株式会社クラッチ 齊藤博紀

5. 訓練を通して自分にとってためになった訓練は何ですか

訓練全体です。訓練のひとつひとつは単なるパーツだと思います。全体を俯瞰してみるとすべて繋がっていることが日を追うごとに段々とわかってきました。変な話、休憩時間や就寝、お風呂といった訓練以外のこともすべてがカウントされるんだなと。訓練じゃないからと気を変に緩めたり、意識を低くするとそれが成績にも反映されていく。周りの班員をみても生活全般を訓練と捉えて高い意識をもっていた人は面白いことに成績も良かったですね。これって仕事においても同様のことがいえると思います。全てが連動している。
表面だけ上手くやろうとか、いい顔していてもお客さんの心を掴み続けることや、良い仕事なんかできないですよ。当たり前のことを自然な形で思い返させる、すごく良くできた訓練だと感じました。

6. 感動的なエピソードは何ですか

13日目最終日にうちの代表の中西と対面したときですね。私の13日間は自分と正面から向き合う時間でした。今の会社を立ち上げてからのことを振り返る時間であったと言い換えることもできます。訓練中の一分間スピーチや卒業試験もこのことに終始していたと思います。自分をさらけ出して、いま思えば懺悔に近かったかもしれませんね(笑)。そんな中、代表と顔を合わせたとき涙が止まりませんでした。感謝というか複雑な気持ちになりました。今でも鮮明に覚えています。まあ、そのあと私は13日間で卒業できず、補講へと突入してしまいました。

株式会社クラッチ 齊藤博紀

7. 会社に戻ってきてどのように訓練が生かされていますか

部下と向かい合う意識が高まったと感じます。あくまでも叱るとか、褒めることはパーツに過ぎないと私は考えています。その根底にあるのは部下のことをどこまで真剣に考えることができるのか、に行きつくのではないでしょうか。真っすぐ向き合うからこそ部下に対して叱ったり、褒めたり、相談に乗ったりということが出てくるわけで。初めに叱ることありきで考えてしまうと私は立ち止まってしまう。このことを訓練を通して気づけましたね。それが今の仕事でも生かされていると実感しています。

8. 最後にこれから訓練に参加される方に一言お願いします

この訓練を生かすも殺すも自分次第だと思います。単に13日間で完結する、消化するといった訓練ではないと感じます。今、改めて当時のことを思い返し、あの空間、時間を経験したことによる自分の意識や価値観の変化を実感しています。
思い返すたびに捉え方が変化する、そんな訓練です。前に出て生きることを覚悟した方は ぜひ参加して体験してみてください。自分の心の変化が見られる訓練ですよ。